top of page
半透明の時間
空に坐る
入り口《何処へ》
半透明の時間
1/14
半透明の時間
わたしは、具象表現と抽象表現、あるいは日常と非日常の懸け橋となる美を表現の中心に据え、アート作品の制作と発表を続けている写真家です。
ここでご紹介する「半透明の時間」は、2023年7月、福島県福島市郊外の風花画廊において、個展を開催し発表した作品群です。
これらの写真は一体何を写したものなのか?
写真展の会場で何度も尋ねられました。
その質問を投げかけたくなる気持ち、よくわかります。
そこに写っているものは何なのか。大切なことです。
「写真」は間違いなく、目の前にある「何か」を写したものなのですから。
でも、わたしは答えません。決して意地悪をしているわけではありません。
「何か」は、間違いなく「何か」であると同時に、「何か」に留まりきれるものではない。そう思うのです。
アートは「クイズ」ではない。
写真は「なぞなぞ」ではない。
いや「なぞなぞ」であっても問題ないのだが。
ただし、正解を持たない「なぞなぞ」なのだ。
《発表歴》
2023年 写真展「半透明の時間」風花画廊(福島県福島市)
noteへの投稿記事で、作品集「半透明の時間」について、さらに詳しくご覧いただけます。
bottom of page