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風の向こう側

「風の向こう側」には、一体何が在るのでしょうか?

 そこに在るのは、いつもと何一つ変わらない光景。

 けれども、心の中に風が吹いているとき、その光景は普段とはどこか異なったものに見えて来ます。

 この作品集は、サヤサヤ、あるいは、ザワザワと吹き渡る胸の奥の風を、カメラの回転や激しい上下動に置き換えて表現したものです・・・無意識が意識へと変化するプロセスを写真という手段を用いて形にしたのです・・・そう書き残しておきましょう。

 一点一点に付した不可解な印象のタイトルも、そんな作者の心の震動の現れです。

 2016年5月から6月に掛けての「風花画廊/珈琲楓舎」での展示は、福島市内で盆栽づくりを営む「ぼんさいや あべ」の若き三代目・阿部大樹さんとの共同展示でした。

 写真と会場に合わせて、日替わりでさまざまな盆栽を見立ててくれた彼の感性と心意気は、稀有かつ素晴らしいものでした。

​ その展示風景を、作品と一緒にご覧ください。

 

《発表歴》

2016年 盆栽と写真の二人展「風の向こう側」珈琲楓舎(風花画廊内)(福島県福島市)

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